2016年01月20日

『あん』ぜひ観に来てください。

大黒座で『あん』が観られるのも今週いっぱいとなりました。

20160121 大黒座ブログ投稿写真A(『あん』とハンセン病).JPG

元ハンセン病患者の女性(樹木希林)と服役後にどら焼き屋の雇われ店長となった男性(永瀬正敏)が、粒あんを介して互いを理解しあう姿に胸が熱くなります。

と同時に、私たちのなかにひそむ無知や無理解の存在にも気づかされます。
無知や無理解のコワいところは、「無知や無理解が存在するということ」自体が無知の対象であることかもしれません。


思い起こせば、冒頭で大黒座が紹介され、昨年ようやく上映が実現したドキュメンタリー映画『旅する映写機』のなかで、映写機を追って国立ハンセン病資料館を訪ねる場面がありました。

20160121 大黒座ブログ投稿写真B(『あん』とハンセン病).JPG

そこで映写機の隣で展示されていた消防服が意味するもの。
らい予防法により隔離政策がとられていた頃は、火事が起こっても消防隊が療養所の中へ入ってくることはなく、自ら消火にあたるしかなかったという事実が語られていました。
映画からしか伝わらないことがあると感じた瞬間でした。


知らずに生きることもできますが、“ふまえた生き方”を望むなら、ぜひ『あん』を観てください。
作品をよりよく味わうなら、映画館でご覧ください。
できることなら大黒座にお越しいただきたいです。

20160121 大黒座ブログ投稿写真@(『あん』とハンセン病).JPG
雪の少ない浦河ですが、程よく降雪がありました。


あらら。
20160121 大黒座ブログ投稿写真C(『あん』とハンセン病).JPG

もうすぐ上映が終わるというのに、『あん』のパンフレットは「近日中に入荷」の予定だそうです。
せっかく鑑賞後にパンフレットを買い求める声が多かったと言うのに…。

何かしら訳があったのでしょうね…その辺もご愛嬌ということで(笑)
入荷したら、その旨お知らせいたします。
posted by だいこくニャ at 22:50| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
本日、妻と一緒に観ることができました。大黒座で観ることができて、本当に良かった。またゆきます。
Posted by 野良ヤス at 2016年01月21日 21:28
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